弊団体のLINEオープンチャットに関して

川西ジャーナルのLINEオープンチャットをご利用の皆さまにお詫びがございます。

内容につきましては、次のPDFファイルよりご確認ください。


発表文書はこちら【新規タブで開きます】



なお、万が一上のリンクから発表文書が閲覧できない方は、下をご覧ください。

なお、下の文章は、正式な発表文書ではないため、注釈や様式が異なります。



LINEオープンチャットにおける企画に関するお詫び


 平素より川西ジャーナルの運営にご理解、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。

 この度、川西ジャーナル(以下「弊団体」といいます。) が企画した内容に、著しく不適切な内容が含まれており、ご利用者や当該企画にご参加いただきました皆さまに対してご不快な思いをさせてしまう事態となりました。

この度の件でご不快な思いをされた方、ほか弊団体を日頃より応援してくださっているすべての皆さまに心よりお詫び申し上げます。本書では、当該企画の趣旨や内容、不適切であった点等を含め、皆さまにご説明をさせていただきます。また、本件に関しての内容の調査を行ったため公表が大幅に遅れましたこと、並びに、オープンチャットでのお詫びが大幅に遅れましたことを、重ねてお詫び申し上げます。

本件の概要と団体としての対応を下記の通りご報告申し上げます。


1. 本件の対象と企画のデータ

 本件は、LINE株式会社が提供する、「LINE」アプリ内の「LINEオープンチャット」機能 (以下「LINEオープンチャット」といいます。) を用いた弊団体のオープンチャット「川西を語ろう by川西ジャーナル」(以下「弊団体オープンチャット」といいます。) における企画で発生いたしました。弊団体オープンチャットの開設は令和2年6月28日で、8月31日時点のメンバーは24名となっています。

 弊団体では、かねてよりTwitterを情報発信の本拠地と位置付けて運営しておりましたが、双方から参加でき、気軽に立ち寄れる場所で活発な交流の場を提供したいと考え、LINEオープンチャットを選択しました。本企画の実施直前には需要の低下から退会 が相次いでおり、何らかの企画を実施することで需要を高めていきたいと考えておりました。

 本件は、そのような経緯の中で川西でも古くから存在した「部落差別」についての学びを深めるものとして企画したものです。「差別」についてはその種類を問わず、弊団体内でかねてより問題視しており、中でも部落差別の問題や同和問題は、すべての人が考えなければならない重要な課題であると認識しております。この認識は現在も弊団体で揺らいでおらず、今後も揺らぐことはないと考えております。本件企画の詳細は次の通りです。


イベント名:部落差別について考えよう

目的:同和地区問題等や部落を含む全ての差別を川西から撤廃する目的

イベント実施場所:川西ジャーナルオープンチャット「川西を語ろう」(LINE内)

日時:令和3年4月5日(月)〜4月9日(金)

参加資格:弊団体オープンチャットに参加されている方

内容:下の通りです

あなたは部落差別をしていませんか。過去、「同和地区」と呼ばれる地域に住む人や、そこで働く人に対して偏見や差別が盛んに行われていました。現在、表面上はこのような差別が減りましたが、人の心に深く残り続けています。このような差別を、まずは私たちの地域から撤廃するために、私たちには何が出来るでしょうか。皆さまと一緒に、この課題についてディスカッションをしたいと思います。

(本内容は同年4月3日にホームページに公開)


2. 経緯・ご指摘の内容

 上で述べた内容で企画の進行が決まり、当初の予定通り令和3年4月5日に「イベント開催前のアンケート」として四つの質問を用意し、LINEオープンチャットにて弊団体発信のメッセージをコピペの上、返信していただくようアナウンス致しました。四つの質問は次の通りです。

Q1.「部落差別」は完全に撤廃し、撲滅されたものだと思いますか?

Q2.家を借りたり買ったりする時、同和地区であるかどうかを知りたいですか?

Q3.同和地区について何か知っていることはありますか?あれば箇条書きで教えてください。

Q4.あなたは親御さんや先生などから「同和地区」に関することを教わったことはありますか?

 これらの質問の回答を呼びかけたところ、同日中に三件の回答をいただきました。ご回答いただいた内容につきましては、本件の公表にあたり、必要がなく、情報を保護するためにも伏せさせていただきます。

 これらのご回答をいただいた翌日の令和3年4月6日に、弊団体のTwitterアカウント宛に非公開アカウントの方から、弊団体オープンチャットに関するご意見をいただきました。その内容と致しましては、部落問題や同和問題は、本来自分の考えや学んだことを他人に安易に教えたりするものではないのではないかというご意見と、現在も同和問題に苦しんでいる人を軽視しているか配慮が欠落しているのではないかというご意見でした。

 弊団体のこの企画の目的として同和地区問題等や部落を含む全ての差別を川西から撤廃すると掲げていたものの、ご指摘の通り、一部の質問は、オープンチャットという公の場で回答を求めることが不適切であると判断致しました。この段階で、直ちに企画を中止させるか、これ以上の回答をしていただかないようにオープンチャットを用いてこちらから発言するべきでしたが、弊団体では他業務や学業等の団体外のタスクを優先し、結果、オープンチャットに何も動きがないまま現在に至る運びとなってしまいました。


3. 弊団体による分析

 本来部落問題という深刻な問題を浅はかな企画内容に回したこと、現在も差別に苦しむ方、過去の辛い出来事を思い返す方にご不快な思いを作り出してしまったこと、および、その対応が約4か月以上遅れたことは、地域の情報を発信する団体としてあるまじき行為であり、著しく配慮に欠けた企画でありました。また、企画内容の方針が深く決まっていない状態で先々に企画の実行へ移したことも、このような事態を招いた原因の一つであると考えています。さらに、業務の優先順位を大きく見誤り、結果団体内でも議論去らない状態が長く続いたことは、団体としての責任感が薄れている証であると分析しました。


4. 今後の対応

 まずは弊団体オープンチャットにて、本件の内容を詳しくご説明させていただくとともに、陳謝致します。また、特に回答していただいた三名の方には個別でメールにてご説明とお詫びをさせていただくとともに、今後三名の方のご事情に沿って、必要であれば追加の対応を検討いたします。三名の方を含め、完全な解決に至りました時点で続報をホームページにて公開いたします。

 オープンチャットには、新たに参加された方でも過去のトークをご覧いただける仕様が採用されているため、弊団体オープンチャットは完全な解決に至りましたら、閉鎖いたします。また、取り急ぎ、オープンチャットのさらなる新規ご参加を防止するため、現在の状態で招待URL等はすべて無効化または削除します。


5. 当時オープンチャットに参加されていた方々へのアフターフォロー

 オープンチャットでは、その特性上、当時弊団体オープンチャットに参加されていた方のニックネーム以外は把握できない仕様となっており、特に既に退会されている方へのご連絡は難しくなっています。大変お手数をお掛け致しますが、当時参加されていた方は、お話させていただきたい点がございますため、下の問い合わせ先までご連絡のほど、よろしくお願い申し上げます。


6. 今後の対策

 今後は、企画の際に、様々な視点に立って、また、どのようなリスクがあるのかを十分に検討した上で企画の実行にあたります。また、企画実行中にトラブルが発覚した場合は、すぐに実行を一旦取りやめ、団体内で会議を行ったうえで、直ちに対応いたします。

 この度は、皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。弊団体では、本件を厳粛に受け止め、分析するとともに、再発防止に向けて、一層の対策を徹底し、健全な団体づくりに努めてまいります。


本件に関するお問い合わせ窓口

川西ジャーナル 総務センターCS部

Kawanishi-Journal@outlook.jp

または、Twitter(@Kawanishi_Navi)のDM機能

以上




お問い合わせ先

川西ジャーナル総務センターCS部

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